LV2プラグインの作り方 (2) WindowsでのLV2開発

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最近になって音楽制作環境をWindowsに移行したので、WindowsでのLV2プラグインの実装方法についてざっと調べてみた結果のメモ書き。なおLV2=LADSPA v2=Linux Audio Developer's Simple Plugin API v2という名前からしてもLinux専用だと思っていたのだが、実際にはLV2プラグインのホストとなるアプリケーション(大体の場合DAW[^1])さえあれば特にLinux専用というわけでもないようだ。

なおCコンパイラやツールチェインはMinGWを利用している。また、後述のLV2ライブラリのビルドにwafが使われているので、そのためにPythonも必要になっている。

LV2ライブラリのインストール

特にバイナリパッケージが公式に用意されているようではなさそうなので、アーカイブを落としてくる必要がある。

展開したアーカイブのルートで下記のようにコマンドを打てばよい。

$ ./waf configure --prefix=/d/lib --lv2dir=/d/lv2
$ ./waf
$ ./waf install

prefixはヘッダファイルやライブラリのインストール先、lv2dirはバンドルされているLV2プラグインのインストール先になるので、各自の環境に合わせて読み替える事。

LV2プラグインのビルド

ビルドするプラグインは以前作ったこれ。

$ gcc -std=c99 -I /d/lib/include/ -DLV2_VERSION="1.18.2" -DHAVE_LV2=1 -o  tube-fucker.dll  -shared  tube-fucker.c

※ttlファイルで参照するライブラリは.dllに書き換えておくこと。

[^1]: Digital Audio Workstation。録音したり編集したりMIDIを打ち込んだりするするためのアプリケーション。私はArdourを15年ぐらい愛用している。クロスプラットフォームだし。